XMLHttpRequest Usability Guidelines このエントリをはてなブックマークに>追加

XMLHttpRequest Usability Guidelinesのレビュー

Do not load entire pages

全ページに組み込むな

XMLHttpRequestはページの一部分に適用されるべきで、ページ遷移にまで適用してしまうとWebが本来持っているインタラクション(戻るボタン、ブックマークなど)を阻害してしまう、という理由。

これはパーマリンクの概念にも通じるところがある。なお、ここではこの法則を犯している例としてGoogle Mapsが挙げられているが、当該サイトはパーマリンクを動的に作成しているのでそこまで批判されるべきではないと思う。

Webは本来ドキュメントの集まりを表すために設計された概念なので、Webアプリケーションの場合、何をもって「ドキュメント」とするかの境界線を引くのは難しい。Google Mapsの解釈(ユーザ体験としては1つのサイト、特定の場所を示す地図としては個別のサイト)は結構素敵だと思うのだが。

Know the difference between a web application and a website

WebアプリケーションとWebサイトの区別を知れ

前項に繋がるのだが、Webサイトが単なるドキュメントの束なのに対して、Webアプリケーションとは「ユーザー体験」を伴うものだとしている。

前項の議論に絡めるならば、Webアプリケーションがドキュメントを複数扱う場合、各ドキュメント間の移動は画面遷移を伴うべきだろう。Webアプリケーション同士の移動も同様である。

Do not break what the user is focusing on

ユーザーの邪魔をするな

これは6 Places You Must Use Ajaxの方が詳しいかも。

これだけあちこちで口が酸っぱくなりそうなくらい触れられているってことは、「ハサミの使い方を覚えた子供は何でも切り刻もうとする」の法則がいまだ有効だってことだろう。過去の例(Java, Javascript, SSI, CGI, IE専用タグ……)を学び、プロ意識を発揮しよう。

Suggestや補完機能はユーザの手が一定時間止まった時だけ発動するのが理想だが、ここでは「0.6秒間が良く使われる」と具体的な数字に触れている。

Consider how to handle users that cannot use XMLHttpRequest

XMLHttpRequestが使えないユーザを考慮しろ

これもユーザビリティとして当然っちゃ当然のこと。付記するならば、どうしてもブラウザに依存性を持たせなければならないケースも出てくるだろうが、その場合はサイトの目的を考えるべき。単なる娯楽サイトならブラウザを特定してしまってもある程度しかたないだろうし、逆に、商品リコールの入力フォームでブラウザ依存するようなことがあったら社会問題になるだろう。

Do use it to eliminate confirmation pages

「確認画面」をなくすのに使え。

曰く、「確認画面」なんてムダだ。送信前にあらかじめXMLHttpRequestでチェックしておけばいい。

……と仰るが、決済などではユーザに確認を促すのは重要だと思う。Wikipediaのプレビュー画面も誤字脱字の防止に一役買っているし。ただなくしてしまった方がいい「確認画面」も遍在する(*1)ので、この辺りは対象サイトの「確認画面」の存在理由についてよく考え、単なるエラーチェックであればなくしてしまうという方針をとった方が良いと思う。

(*1)エラーチェックにAjaxを用いた例として、最速インターフェース研究会remember the milk のサインアップフォームが取り上げられていた。「確認画面をなくせ」というのはまさにこういうことだと思う。ぜひ一度体験を。

Do not use it to eliminate acceptance

「登録」には使うな

XMLHttpRequestで直接「登録」作業を行ってしまうと、ユーザビリティの原則であるForgiveness(寛容性)に反する、という話。

普通、一度フォームを提出してしまうとやり直しができない(メールを送信したりDBに登録したりする)ので、こういった動作は画面遷移を伴おうって意味のようだ。

なんだか当たり前のことのような気がするのだが、読み間違いをしてるのだろうか。

参照: http://www.abhihupare.com/resources/ucd_principles.html)

Do not over-use it:

やりすぎんな。

「ユーザーの邪魔をするな」でも述べたが、ついついやりすぎちゃうのが人情ってものなのだろうか。やりすぎるからやりすぎた分がすぐ淘汰されて後であれはHypeだったとかって言われちゃうんだよね。

1 件のコメント - “XMLHttpRequest Usability Guidelines”

  1. baltimore city restaurant week 2011 のコメント

    2012 Fashion ideas m

    Nobody in life gets exactly what they thought they were going to get. But if you work really hard and you’re kind, amazing things will happen.

コメントをどうぞ。

使用できる XHTML タグ : <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <code> <em> <i> <strike> <strong>